文字起こしの料金体系や相場は?上手に依頼するコツも紹介

音声データから文字起こしをするには、思いのほか時間がかかるものです。そのため、外部の業者やフリーランスに依頼しようと考えている方もいるのではないでしょうか。
しかし、文字起こしは時間をかければ誰にでもできる作業なので、外部に依頼するまでも無いと思う部分もあります。
かかる時間や労力がそれに見合うかどうか。要はコストの問題になってきます。
この記事では、文字起こしの料金体系や相場を解説します。それにより、自分でやるか、外部に依頼するか、判断がつきやすくなります。
また、より安く文字起こしをする方法なども解説しますのでぜひ最後までお読みください。

文字起こしとは

文字起こしとは、テープや音声データなどから人の声を聞き取り、文字にすることです。「テープ起こし」や「書き起こし」などとも呼ばれます。
文字起こしは、講演会やセミナー、会議・インタビューなど多くの場面で必要とされます。そのため、文字起こしを有料で請け負う業者も多いです。また、クラウドソーシングサイトではフリーランスが請け負っていることもあります。
文字起こしは、音声をそのまま文字にするだけではありません。文字起こしの工程は、以下の3つに分けられます。

ケバ取り

ケバ取りとは、音声の中に含まれる「あー」「えー」などの意味を持たない言葉を削除して文字起こしすることです。
普段、会話をしていると意識しませんが、人は思った以上に意味がない言葉を発しているものです。そしてそれらは、文字起こしにおいてはまったく意味がありません。
ケバ取りでは、不要な言葉以外は音声に忠実に文字起こしされます。そのため、インタビュー音声をケバ取りで依頼すると、発言のニュアンスは残しつつ不要な言葉は削除されるので、現場の雰囲気を感じられる文書になります。

素起こし

素起こしは、音声に忠実に文字起こしをすることです。
ケバ取りでは削除した「あー」「えー」などの意味を持たない言葉や言い淀みなどもそのまま文字起こしされます。また、相槌や会場の笑い声なども文字にします。
ケバ取りよりもその場の雰囲気が伝わりやすいため、裁判記録やカウンセリング、会話分析などで使われることが多いです。

整文

整文は、語尾を「です・ます調」にして、抜けている言葉を修正・文法を正しくするなどした文字起こしです。
ケバ取りも行うので、非常にすっきりとして読みやすい文章になります。
議事録やWeb公開するインタビュー、会報などの冊子のように大勢の人に読まれる文章に向いています。

音声データの内容ごとのおすすめ文字起こし方法は、以下の表の通りです。

  ケバ取り 素起こし 整文
インタビュー  
セミナーや講演  
面接・カウンセリング    
議事録  

文字起こし料金の相場

ここでは、文字起こしの料金体系や相場について解説します。
文字起こしの料金体系は「録音時間」と「文字数」のどちらかを基準とすることが基本です。

録音時間による料金

音声データの録音時間により料金が決まる場合は、1分につき250円前後が相場です。
例えば、15分の音声データを文字起こしする場合は、以下のような料金になります。
音声データ15分×250円=3,750円(税別)
文字起こし業者は、録音時間による料金体系を設定していることが多いです。事前に料金が分かるため、利用者にとってもメリットがあります。

文字数による料金

文字数による料金は、1文字1円が相場です。
例えば、提出した音声データが文字起こしされたら4,000文字だった場合、料金は4,000円(税別)になります。
無言の時間がある、ゆっくりした話し方をした、など文字数が少なくなりそうであれば料金も安価になります。
ただし、事前に料金が分からないため、社内で経費の事前申請をしにくいなどのデメリットがあります。

特急費用

文字起こしの納期は、音声の録音時間により3日~1週間程度かかります。
しかし、印刷所に提出する、すぐに社内で配布したい、など締め切りが迫っていることもあります。
そのような場合は、多くの業者で「特急料金」を利用するといいでしょう。
特急料金は、通常3日かかる文字起こしの納期を1日に短縮したり、中には当日納品に対応してくれる業者もあります。
特急料金は業者により異なりますが、30分の音声で3,000円前後が多いです。

文字起こしの依頼方法

続いて、どのように文字起こしの依頼をすればいいのか解説します。

依頼方法やデータの受け渡し

基本的には、文字起こし業者のWebサイトから依頼をします。また、音声データもインターネット上での受け渡しとなります。ただし、CDやUSBメモリなど現物での受け渡しに対応している業者もあります。
依頼をする際の流れは以下の通りです。
Webから見積り依頼(データも同時提出)
料金に問題が無ければ発注、料金の支払い
作業が完了したらWeb上でデータを受け取る

以上のように、文字起こしの依頼はWeb上で完結できます。細かい指示や納期の確認をしたい場合には、直接電話でやり取りすることも可能です。

上手に文字起こしをしてもらうコツ

文字起こしを依頼する方法はとても簡潔ですが、上手に文字起こしをしてもらうにはコツがあります。
・専門用語が多い場合はリストを渡す
文字起こし業者は、多くの業界の言葉に精通しています。しかし、専門的すぎる用語は理解できない可能性もあるので、専門用語のリストを作成して事前に渡せば精度が上がります。
また、参加者の中に珍しい名前がある場合も、参加者リストを作成しておくと作業がスムーズに進むでしょう。

・音声を明瞭に録音する
雑音やノイズが入っている音声は、何を話しているか聞き取れない・言葉を間違えて認識する、などの問題が発生します。
スマートフォンやボイスレコーダーで録音する場合は、外部マイクを取り付けると音声がよりクリアになります。また、全員の声が届きやすい場所に設置するといいでしょう。

・音声を聞き取れない場合の対応を指示する
録音環境に気を付けても、どうしても聞き取れない箇所が発生することがあります。その場合の対応は業者によりさまざまです。
聞き取れない部分は、「タイムスタンプ」と「聞き取れた音だけ記載する」ように依頼するといいでしょう。
文字起こしができなかった部分は、依頼者が修正する必要があります。その場合に、タイムスタンプがあればすぐに該当箇所が分かります。また、聞き取れた音だけでも記載してもらえば、修正の手間が少なくなります。

文字起こしは自分でした方がお得?

文字起こしには多少の知識が必要ですが、慣れてしまえば誰にでもできる作業です。そのため、外部の業者を使わなくても自分で文字起こしをしようと考えている人もいるのではないでしょうか。
しかし、一般的に30分の音声を文字起こしすると、2時間程度かかると言われています。文字起こしやタイピングに慣れていないと、もっと時間がかかります。
業者に30分の文字起こしを依頼した場合は、30分×250円=7,500円ほどです。社員の人件費や他の仕事が進まないことを考えると、よほど慣れた社員がいない限りは業者に依頼した方がお得と言えます。
しかし、予算の関係でどうしても外部に依頼できないという場合もあります。そのようなときは、自動文字起こしサービスがおすすめです。
自動文字起こしサービスとは、音声データをもとにAIが自動でテキスト化してくれるソフトです。業者に依頼するよりも格安で文字起こしが可能です。
クラウド文字起こしプラットフォームの「SACSCRIBE(サクスクライブ)」は、以下のような料金体系です。

例えば、ライトプランであれば5時間分の文字起こしが税込み3,300円なので、1分当たりの料金は11円(税込み)となります。
SACSCRIBEを利用した文字起こしは、素起こしに近い形です。そのため、ケバ取りや整文にしたい場合は、多少の修正が必要です。しかし、一から文字起こしをするよりも圧倒的に時間を短縮できます。
業者に文字起こしを依頼するほどではないけど、手間を削減したいという方は、自動文字起こしサービスを検討してみてください。

まとめ

文字起こしの料金体系には、「音声データの録音時間」と「文字数」があります。音声データの録音時間による料金は、1分につき250円前後が相場です。文字数は1文字につき1円が相場です。
文字起こしを業者に依頼する際は、見積りやデータの受け渡しなどすべてWeb上で完結します。とても簡単に依頼できますが上手に文字起こししてもらうには、専門用語のリストを渡す・音声を明瞭に録音する・聞き取れない部分の対応を決めておくといいでしょう。
少しでも安価にかつ手間をかけずに文字起こしをしたいのであれば、自動文字起こしサービスの利用を検討するといいでしょう。

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