「英語の会議が聞き取れない!」と困っていませんか?
内容が分からないと仕事に差し障る、議事録が作成できない。そんなときは録音してテープ起こしするという方法があります。
会議中にリアルタイムで文字を表示することも可能です。
英語をテープ起こしする方法を解説します。
英語のテープ起こしとは?
テープ起こしとは、会話やスピーチなどを聞き取って文字に書き起こすことです。文字起こしともいいます。
以前はテープレコーダーで録音していたため、その名残でテープ起こしと呼ばれています。
現在のテープ起こしは、ICレコーダーなどで録音した音声データを文字にするほか、リアルタイムで発言を自動的に文字にすることも可能です。
テープ起こしのメリット
テープ起こしのメリットは、メモでは書ききれない発言の細部を正確に記録できるところです。
早くて理解が追いつかないネイティブの英語も、テープ起こしなら繰り返し確認できます。
さらにゆっくり再生する機能を使えば、聞き取りが少し楽になるのもメリットです。
このほかリアルタイムで文字を表示するタイプでは、文字情報を参考にできるため話が理解しやすくなります。
テープ起こしの活用シーン
英語のテープ起こしは、英語のミーティング、講演・スピーチ、英語も含まれるシンポジウムや、英語のインタビューなどで使われています。
このほか、英会話レッスンの復習や、英語で行われた講義のノートなど、活用シーンはさまざまです。
自分でテープ起こしをする方法
ICレコーダーなどで録音し、再生した音を聞き取ってパソコンなどで入力していきます。
道具が揃っていれば費用はかかりません。
少しずつ再生→停止→入力を繰り返すため、時間がかかるのが難点です。
なるべくその場で解決
テープ起こしをすることで速くて理解が追いつかなかった部分は把握できますが、知らないことや話し手がなぜそう考えたのかは後で聞き直しても分かりません。
会議などで発言できる場合は、なるべくその場で疑問を解決しておくのがポイントです。
自分が主要な参加者の場合には「ゆっくり話してください」と依頼しましょう。分かるようにやさしい言葉で話してくれる場合もあります。
また、発言の意味がはっきり分からない場合には、自分なりにまとめて「~ということですか?」と聞き直すと、内容を確認しながら会議を進めることができます。
名前や役職が聞き取れなかったときには、「名刺をください」とリクエストするか、スペルを書いてもらいましょう。
英語のテープ起こしを外注する方法
テープ起こしは外注することができます。英語力に自信がない人は外注した方が正確なテープ起こしができるでしょう。
人力によるテープ起こしを外注すると、正確な書き言葉へのリライトや翻訳も依頼することができます。
依頼先としてはクリプトンなどの英語テープ起こし専門の会社のほか、ランサーズなどのクラウドソーシングで個人の在宅ワークに委託することも可能です。
料金は納期や録音の長さ、作業内容によって変わります。料金相場は1時間の録音データで2~3万円くらいです。
アプリやソフトなどを使う方法
音声を文字に変換するアプリ・ソフトを使うと、PCやスマートフォン上で自動的に英語のテープ起こしができます。
英語をテープ起こしするには英語対応のアプリ・ソフトが必要です。
YouTubeやGoogleなどの音声認識
音声認識とは、人の発言した音をコンピューターが解析し、文字・文章に置き換える技術です。
ChromeやAndroid、iOS、YouTube、Word、LINEなど、多くのプラットフォームや基本ソフトが音声認識サービスを提供しています。
大きく分けて2タイプあり、リアルタイムで字幕を表示するものと、録音した音声データを文字に変換するものがあります。
WEB会議
WEB会議の場合には、システム上に発言内容を文字で記録する機能が搭載されているものがあります。Microsoft TeamsやZoomなどで利用可能です。
議事録作成に活用できるほか、会議中に発言内容を把握するのにも役立ちます。
また、字幕で自動翻訳を表示する機能もあります。
自動文字起こしサービス
自動文字起こしができるアプリやソフトもあります。英語に特化しているのはOtterなど。
音声をもう一度確認したり、文章を加工したりといった議事録作成や英語学習などで使いやすい機能が特徴です。
多くは一部を無料で使用でき、長時間の使用や追加機能は有料になっています。
英語をテープ起こしする方法
英語の会議や講演など、英語力に自信がなくても英語を理解する必要に迫られる場面があります。そんなときは録音してテープ起こしをすると安心です。
不明な部分を確認するなら、その部分だけ自分でテープ起こしをするのが手軽です。
議事録作成などで全文が必要であれば、外注してテープ起こしと同時に翻訳も依頼すると効率的でしょう。
WEB会議など使用するシステムに自動文字起こし機能がある場合や、費用や時間を抑えたいという場合には、自動文字起こしサービスの利用がおすすめです。
日本語の会議やインタビューなどを録音してテープ起こしをする場合にも、自動文字起こしを使うと便利です。
「SACSCRIBE(サクスクライブ)」は日本語に対応したクラウド型の文字起こしサービスです。音声から自動で文字起こしをし、そのままSACSCRIBE上で編集・校正もできるので、議事録などを効率的に作成できます。
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