社会人にとって、避けることのできないイベントがプレゼンです。
人前で話す機会が少なく、プレゼンで緊張してしまう人も多いのではないでしょうか。
しかし、プレゼンで緊張しない方法を知ることで、人前で話すことのプレッシャーを少なからず減らすことができます。
この記事では、プレゼンで緊張しない5つの方法と、緊張しない人の特徴を紹介します。
プレゼンで緊張しない5つの方法
プレゼンでは、自分の実力以上のものを出そうしないことと、入念な準備が大切です。ここでは、プレゼンで緊張しない5つの方法を紹介します。
自分の実力以上のものを出そうとしない
プレゼンなど結果が求められる場面では、実力以上に自分を良く見せようとしてしまいがちです。
しかし、実力以上の結果を求めると緊張してしまい、かえってパフォーマンスが落ちて、本来の実力さえ発揮できなくなります。
自分の実力をプレゼン1つで大きく見せようとするのではなく、まずは自分にできることを確実に実行しましょう。
自分をより良く見せようとする人よりも、素直に話す人の方が評価されやすく、結果が伴うことも多いです。
入念な準備をする
緊張するのは、「上手く説明できるかな」「資料は分かりやすいかな」など、不安があるためです。
上手く説明できるか心配ならば、リハーサルをおこない、資料が不足していると感じるのであれば徹底的に作り込みましょう。
入念な準備をおこない、不安をひとつひとつ潰していけば、やるだけやったと納得できて、緊張する理由の半分はなくなります。
参加者の反応を気にしない
プレゼンテーションをしていると、聞き手の表情や態度などの反応が悪く、不安になることがあります。特に話し出しはその傾向があります。
しかし、相手の反応を気にしているとプレゼンテーションに集中できず、動揺して、伝えたいことが上手く伝わらなくなってしまいます。
参加者の反応を気にしなくても、良いプレゼンテーションができれば、おのずと結果は出るはずです。反応を表に出す人もいれば出さない人もいます。良いと思っても仏頂面のままの人もいます。それをいちいち気にせず、自分のプレゼンをやり切ることに集中しましょう。
心のスイッチを切り替える
心構えしだいで、緊張度合は大きく変化します。
プレゼンテーションをする前には、心のスイッチをオンにして、人前で話す心構えを作ることが大切です。
しかし、ただ気合を入れるだけでは弱いので、行動と結びつけるのがスイッチをオンにするコツです。
例えば、プレゼン用PCの電源ボタンを押す・トイレで顔を洗う・コーヒーを飲み干すなどです。
上手にスイッチをオンにできるように、いろいろと試してみてください。
緊張状態に慣れる
普段緊張することが少ない人は、たまに訪れる緊張状態にうまく対処することができません。そういう人は、緊張状態に慣れることも効果的な方法です。プレゼンの準備や練習の際には、極力自分を追い込んで、本番さながら、声が震えるくらい緊張してししまうと良いでしょう。
かえって、直前までほとんど緊張することがなく、本番が始まった途端極度の緊張で頭が真っ白になってしまうという人もいます。
本番までの緊張感を上手に活用して、緊張状態に慣れるようにしましょう。
プレゼンで緊張する理由
失敗に対する不安が強い人や、緊張してはいけないと考える人は、プレッシャーに弱い傾向にあります。ここでは、プレゼンで緊張する理由を解説します。
プレゼンの雰囲気に慣れていない
プレゼンは結果が明確に出るため、会議とは違う緊張感があります。プレゼンの雰囲気に慣れていない人は、緊張してしまうでしょう。
数をこなしてプレゼンの雰囲気に慣れるのが一番の解決法ですが、定期的にプレゼンの機会がない人も多くいます。
プレゼンの機会が少ない場合は、できる限り具体的にイメージトレーニングをする方法があります。
イメージトレーニングのコツは、視覚や嗅覚など五感を意識して、臨場感のあるイメージを作り出すことです。
失敗に対する不安が強い
失敗に対する不安が強いと、悪い想像が膨らんでしまい身体がこわばります。そのような状態では、上手に話せるはずがないため、失敗は考えないようにしましょう。
プレゼンが成功して契約を獲得する、得意先との関係が密接になる、成果が上がり昇進する、収入が増えて家族と楽しく暮らせるなど、楽しい想像をして成功を引き寄せてください。
緊張してはいけないと考える
早く眠ろうと考えると余計眠れなくなるように、緊張してはいけないと考えると緊張してしまいます。
しかし、緊張は集中力を高めて、作業効率が上がるという研究結果もあります。そのため、緊張をしてはいけないと考える必要はありません。
スポーツ選手がオリンピックなどの大舞台で新記録を出すように、緊張を味方につければ、プレゼンでも良い結果が出るでしょう。
プレゼンで緊張しない人の特徴
プレゼンで緊張しない人は、楽観的な考えをして、周りの評価を気にしない人です。ここでは、プレゼンで緊張しない人の特徴を紹介します。
物事を楽観的にとらえる
緊張しない人は、細かな点を気にせずに、物事を楽観的にとらえる人です。
プレゼンでは、多少失敗しても問題ない・話がまとまってなくても資料を見れば分かるなど、総合的に見て合格ラインに達していればよしとします。
楽観的に考えているからこそ、重圧がかかる場面でも堂々とプレゼンできます。
周りの評価を気にしない
緊張しない人は、周りの評価ではなく、自分自身に目を向けています。
周りの評価が高くても自分が納得できなければ納得せず、さらに向上しようと努めます。
常に自分自身との闘いなので、プレゼンで聞き手の人数が多くても少なくても関係ありません。
自分の中に確かな軸を持っていれば、緊張することは少なくなるでしょう。
プレゼン上手になるには復習が大切
プレゼンで緊張しない方法を実践したとしても、最初は上手に話せないこともあります。
問題点を分析して、常に改善していくことが大切です。
そのためには、自分が話した内容を文章でチェックするのがおすすめです。説明が分かりにくいポイントは、赤ペンで修正して、次のプレゼンに繋げられます。
プレゼン内容を文章化するには、AI文字起こしサービスの「SACSCRIBE（サクスクライブ）」がおすすめです。
プレゼンを録音しておけば、クラウド上にアップロードするだけで、自動的に文字起こしされます。
プレゼンの復習を繰り返せば、社内一のプレゼン上手になれるので、ぜひ活用してください。
