会議を録音する4つの方法を紹介 場面に合わせて適切な方法を選ぼう

会議の録音といえばボイスレコーダーをまず思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

しかし、わざわざボイスレコーダーを買うまでもなかったり、Web会議などそもそもボイスレコーダーが使えなかったりなど、場合によって会議を録音する適切な方法は異なります。

この記事では、さまざまな場面に対応できる会議の録音方法や、録音のコツ、録音したデータの活用方法についても紹介します。

会議を録音する4つの方法

会議を録音する方法は、ボイスレコーダーだけではありません。スマホアプリ、PCマイク、Web会議にも対応する4つの録音方法とツールの選び方について解説します。

会議を録音する方法①|ボイスレコーダー

会議を録音するなら、選択肢の筆頭に挙がるのがボイスレコーダーでしょう。

録音環境が良く、性能の良いボイスレコーダーを使えば、かなりクリアな音で録音することができます。

ボイスレコーダーは形、集音方法、音の指向性、記録方法、充電方法など、用途に応じたさまざまなタイプが市販されています。会議を録音するなら、ステレオ録音・無指向性のタイプがおすすめです。

少し詳しく解説しておきます。 

ステレオ録音

ボイスレコーダーには音を平坦に集音するモノラル録音と、音を立体的に集音するステレオ録音があります。複数人の会議においては、音がどちらから来ているのかわかり、話者の判別がしやすいステレオ録音を選ぶと便利です。

無指向性

ボイスレコーダーにはすべての方向からの音を集音する無指向性と、カラオケのマイクのように一方向からの音声を集中的に集音する指向性のものがあります。会議においては無指向性を選ぶといいでしょう。

形や大きさ、バッテリー駆動時間、記録媒体などについては、会議の参加人数や所要時間に応じて適したものが異なります。必要なボイスレコーダーを選んでください。

会議を録音する方法②|スマートフォンの録音アプリ

ボイスレコーダーを買うほどではないが音声記録を残したい場合や、備忘録程度の簡単な記録を残したい場面で活躍するのがスマートフォンの録音アプリです。iPhoneにはデフォルトで「ボイスレコーダー」アプリが入っているほか、無料・有料の録音アプリもあり、Apple Watchと連動できるようなものもあります。

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ただスマートフォンの録音アプリは便利な反面、途中で電話がかかってきて録音が中断されてしまった、突然アプリが落ちてしまった等、トラブルも起こりやすいのが難点です。失敗や中断の許されない重要な会議では避けた方がいいでしょう。

会議を録音する方法③|PCマイク

Mac Bookには「ボイスメモ」、Windows 10には「ボイスレコーダー」というアプリがデフォルトで入っており、パソコン備え付けのマイクや、外部取りつけ型のPCマイクで音声を記録できます。PCマイクを使えば会議の音声もよりきれいに録音することができます。

PCマイクにはスタンドタイプやクリップタイプなどいくつか種類がありますが、会議用の集音マイクとして使うなら円盤型タイプが便利です。接続にはUSB端子を使うタイプのほか、Bluetoothに対応したものもあります。

会議を録音する方法④|Web会議システムのレコーディング機能

Web会議を録音する場合にはこの方法一択と言えるでしょう。ZOOMやTeamsなどオンライン会議システムにはレコーディング機能が備わっており、特別な機器をそろえなくてもボタンひとつで会議の記録が残せます。

普通の会議をICレコーダーで録音するのとは異なり、マイクから遠くて声が聞こえにくい、発言者がわからない等のトラブルが起こりにくく、扱いやすいデータを残しやすいです。

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会議を録音する際に気をつけたい3つのこと

ここからは、会議をスムーズに録音し、後からトラブルにならないために注意しておくべき点を3つのこと紹介します。

使用前に必ず録音許可をとる

会議に限らず、会話を録音する場合は必ず録音許可を取るのがマナーです。ささいな場面や、逆に録音が暗黙の了解になっているようなシーンでも、録音許可を取るか、録音する旨のアナウンスをしておきましょう。

「議事録作成のために録音します」のように、用途も伝えると丁寧です。

ボイスレコーダーの位置

マイクやボイスレコーダーは、全員の声がうまく入るよう中心に置きます。縦長の会場など、どうしても声が遠くなる人が出そうなら、2つ以上のマイクやボイスレコーダーの使用も検討してみてください。

メモや写真を併用する

議事録を作るなど会議の録音データを記録として活用する場合は、録音に加えてメモの併用をおすすめします。録音したものを後から聞き返してみると、どうしてもマイクから遠い位置にいる人の声が小さくなってしまったり、細かい数字や日付など、間違ってはいけない情報が聞き取りにく買ったりすることがあります。

スライドやホワイトボードを使っている場合は、写真や動画も残しておきましょう。ホワイトボードを指差しながら「この件が〜」などと話している時に、音声だけでは意味が伝わらなくなることがあるからです。

会議を録音した音声データの活用法

録音したデータは、今すぐ議事録などに使う予定がなくても、文字起こししておくと後々便利です。音声データは、どこに何が入っているか聞いて確かめるしか方法がないため、目的の音声を探すときに不便です。音声データを文字起こししておけば、目当ての情報を検索してすぐに見つけ出すことができます。

「SACSCRIBE」は、多くの音声ファイル形式に対応している自動文字起こしツールです。クラウド型ですので複数のデバイス間で利用でき、複数人での確認や編集もできます。音声をアップロードしてしばらく待つだけで、自動で音声データを文字に変換。使いやすいUIで直感的な操作が可能です。

会議を録音して蓄積・共有、ビジネスに活用する

今まで当たり前だった対面の会議に加え、コロナや働き方改革の流れを受けてWeb会議も多くなっています。その場の音声を録音するボイスレコーダーに加え、録音アプリやWeb会議システムのレコーディング機能も活用して、会議を録音、内容の蓄積・共有に活用してください。

 

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