speech to textは、ビジネスや学習などさまざまな分野で活用できる文字起こしの技術です。
しかし、speech to textがどのような技術なのか、詳しく知らない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、speech to textの概要や、日本語で使用できるのかなどを解説します。
speech to textとは？日本語でも文字起こしできる？
speech to textは、人間の声を認識してテキストへと変換する技術です。
以前は精度が低くあまり使えませんでしたが、最近ではAIやディープランニングなどの進化により、かなり正確に文字起こしできるようになっています。
speech to textは外国語だけでなく、日本語に対応しているサービスも多いです。
speech to textは、リアルタイムの会話や録音した音声をテキスト化でき、議事録の作成やコールセンターの会話内容の文字起こしなど、さまざまな用途で使用されています。
speech to textで文字起こしをするメリット
speech to textは、業務や学習の効率化や、日本語以外にも使用できます。
ここでは、speech to textで文字起こしをするメリットを紹介します。
ビジネスや学習が効率化される
音声を手入力で文字起こしすると、録音時間の4倍の時間がかかると言われています。1時間のデータを文字起こしするには、4時間かかる計算です。
初心者の場合は、慣れていないこともあり、余計に時間がかかるでしょう。
speech to textを利用すれば、1時間の音声は数分で文字起こしが完了します。
文字起こしをしている間は、他の作業をできるため、時間を有効活用可能です。
仕事では議事録の作成や、学習面では授業の内容を文字起こしすれば、漏れなくレポートなどを作成できます。
日本語以外にも使用できる
speech to textは日本語だけでなく、英語やフランス語・ドイツ語・中国語など、さまざまな言語に対応しているサービスがあります。
外国語を翻訳しながら日本語への文字起こしや、外国語での会議などにも活用可能です。
リアルタイムで文字起こしできるサービスであれば、翻訳アプリとしても使用できます。
日本語で文字起こしできるspeech to text
ここでは、日本語で文字起こしできるspeech to textを紹介します。
Google：Speech to Text
GoogleのSpeech to textは、Googleのディープラーニングを利用して、精度の高い文字起こしを実現しています。
Google Cloud Platform上のサービスなので、事前にアカウント登録をする必要があります。
GoogleのSpeech to Textは、120の言語と方言を認識可能で、さまざまな国籍のユーザーをサポート可能です。
出現頻度の高い固有名詞などを最大5,000件まで指定でき、専門的な内容でも正確に文字起こしできます。
IBM：Watson Speech to Text
IBMが提供するWatson Speech to Textは、最大6人までの声を認識して、誰が話しているかを自動認識する文字起こしサービスです。
複数人の会議でも、話者ごとに文字起こしできるため、編集の手間を減らせます。
また、使用する分野の言葉や音声特性に基づいてカスタマイズすれば、幅広い分野の文字起こしに対応可能です。
SACSCRIBE
ここまでに紹介した文字起こしサービスは、機能を拡張するにはプログラミングの知識が必須です。
プログラミングは不要で最初から便利な機能を使いたい方は、AI文字起こしサービスの「SACSCRIBE（サクスクライブ）」がおすすめです。
SACSCRIBEはクラウド上にアップロードした音声データを、自動で文字起こしできます。句読点も入力されるため、編集作業の手間を削減可能です。
ショートカットキーで再生や巻き戻し・早送り・保存ができるため、キーボードだけで作業がスピーディーに進みます。
クラウド上でのデータ管理やデータの検索・抽出など、さまざまな機能があります。
初回は1時間分の音声を無料で文字起こしできるので、お気軽に試してみてください。
speech to textを活用して文字起こしをしよう
speech to textは、人間の声を認識してテキストに変換する技術です。
speech to textを活用すると、ビジネスや学習を効率化させたり、翻訳に使用できたり、多くのメリットがあります。
プログラミングの知識があれば、独自にカスタマイズして、使用する分野に最適化させられます。
プログラミング不要で手軽に使用するならAI文字起こしサービスのSACSCRIBEがおすすめです。
speech to textを利用して、さまざまな作業を効率化させてください。
