iPhoneに標準でインストールされている翻訳アプリは、対応言語が少ないため、不便に感じている人も多いのではないでしょうか。
iPhoneに標準でインストールされている翻訳アプリは、対応言語が少ないため、不便に感じている人も多いのではないでしょうか。
Google翻訳は100以上の言語に対応していて機能も豊富で、精度の高い音声文字変換ができるため、人気が高い翻訳アプリです。
今回は、iPhoneでGoogle翻訳を利用する方法や、グーグル翻訳の便利な機能を紹介します。
Google翻訳の音声認識はiPhoneでも利用できる？
iPhoneには標準で翻訳アプリが搭載されていますが、対応言語は2023年5月現在で19言語に留まっています。
一方のGoogle翻訳はiPhoneの標準アプリよりも歴史が長く、すでに100以上の言語に対応しています。
GoogleのアプリはAndroid用というイメージが強いですが、Google翻訳はiPhoneでも無料で利用可能です。
iPhone標準の翻訳アプリを使用せず、Google翻訳をメインに使用しているユーザーも多くいます。
ただし、Google翻訳はiOS14.0以降でなければ使用できないのでその点は注意が必要です。
Google翻訳の音声認識をiPhoneで利用する方法
Google翻訳をiPhoneで利用するには、App StoreからGoogle翻訳をダウンロードします。Google翻訳は無料でダウンロード可能です。
出典：Apple Store「Google翻訳」
Google翻訳をダウンロードしたら、アプリを開始してマイクアイコンをタップするだけで翻訳が開始されます。
画面の右上では翻訳先の言語を選択でき、英語や中国語・フランス語・ドイツ語などのメジャー言語から、ポルトガル語・タイ語などさまざまな言語への翻訳が可能です。
iPhoneでGoole翻訳を活用する方法
Google翻訳は、パソコンとの同期やオフラインでの使用が可能です。
ここでは、iPhoneでGoogle翻訳をより便利に活用する方法を紹介します。
パソコンと同期する
GoogleアカウントにログインしてGoogle翻訳を使用すると、パソコンとiPhone間で翻訳データを共有できます。
翻訳したデータをパソコンのワードで開いて編集する・パソコンで翻訳したデータを移動中にiPhoneでチェックするなど、活用の幅が広がります。
オフラインで使用する
Google翻訳はオフラインでも使用できるため、海外旅行で電波状況が悪い場所でも翻訳可能です。
オフラインで翻訳するには、翻訳ファイルをダウンロードしておく必要があります。
翻訳ファイルはGoogle翻訳を開いて、画面右上または左上の言語をタップ→言語の横のダウンロードアイコンをタップしてダウンロードできます。
ダウンロードアイコンが表示されていない言語は、オフライン翻訳に対応していません。
オフライン翻訳では以下の機能を利用可能です。
- リアルタイム、カメラ翻訳
- スキャンで翻訳
- 写真の文字を翻訳
- テキスト入力翻訳
一部の機能は制限されていますが、旅行など一般的な使用に必要な機能はサポートされているので積極的に活用。
iPhoneでGoogleを利用する際の便利な機能
Google翻訳は、写真の翻訳やフレーズ集の作成など、豊富な機能があります。
ここでは、Google翻訳の便利な機能を紹介します。
写真の文字を翻訳
Google翻訳は音声文字変換だけでなく、カメラに写っている文字の翻訳もできます。
旅行先で看板の文字や飲食店のメニューが読めない時などに、サッとカメラを向けるだけで翻訳が可能。文字を入力して翻訳するよりも、時間を短縮できます。
スマートフォンの操作が苦手な年配の方でも、簡単に翻訳できるメリットもあります。
フレーズ集で外国語学習
Google翻訳は、翻訳した言葉やフレーズを保存して、後から参照できます。
日常会話で使いそうなフレーズをたくさん保存しておけば、自分だけの外国語学習帳として使えます。
中国など発音が難しい言語であっても、フレーズ集を使えば意思疎通がスムーズになるでしょう。
手書きで翻訳
スマートフォンのカメラが使えなかったり、読み方が分からない言語だったりしても、手書き入力をして翻訳できます。
例えば、韓国語の知識がない人が「아뇨하세요」を日本語に翻訳しようと思っても、読み方が分からなければ辞書をひけません。
Google翻訳の手書き機能を活用すれば、「아뇨하세요」を手書きするだけで、「こんにちは（アニョハセヨ）」という意味だと分かります。
iPhoneでGoogle翻訳の音声文字変換を活用しよう
Google翻訳の音声文字変換は、旅行や外国語での会話・海外とのWeb会議など、さまざまな場面で活用できます。
iPhoneでも無料で利用できるため、多くのiPhoneユーザーが利用しています。
Googleアカウントで翻訳データを同期すれば、パソコンでの編集も可能です。
パソコンを利用すれば議事録作成にも使用できますが、議事録は「SACSCRIBE」のような文字起こし専用AIソフトがおすすめです。
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