仕事や勉強、聴いた内容をメモするためなど、文字起こしツールやアプリを使用している方は多いです。
文字起こしは自分で言葉を文字にする手間を削減し、作業の効率を高めてくれます。
今ではレコーディングと文字起こしが同時に出来るもの、録音内容を文字化出来るもの、動画から文字起こしするものなど様々です。
中でも仕事として利用するなら、文字起こしを行えるサイトをおすすめします。
文字起こしサイトとはどのようなものか、おすすめの文字起こし用サイトを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
文字起こしサイトとはどのようなものか
文字起こしツールやアプリについて聞いたことがある人も、文字起こしサイトと聞くとピンと来ないことでしょう。
出来ることは文字起こしアプリやツールと同じですが、スマホだけでなくパソコンでも利用できる文字起こしツールです。
文字起こしサイトはスマホやタブレットに比べると、サイト内で起こした内容を編集しやすい特徴があります。
また、スマホに比べてもファイルの形式が幅広く、文字起こしの内容を社内で共有しやすいメリットもあります。
実際にどのような文字起こしサイトがあるのか、それぞれの特徴はどのようなものか確認していきましょう。
おすすめの文字起こしサイト3選
おすすめの文字起こしサイトを3つ紹介します。
いずれも特徴が異なりますから、利用しやすいものを選択する参考にしてください。
- Voxtセルフ
- RIMO Voice
- SACSCRIBE
VoXTセルフ(ボクストセルフ)
VoXTセルフは株式会社アドバンスト・メディアが提供するサービスです。
VoXTセルフは音声ファイルや音声入力ができるサイトで、音源をアップロードすると「AmiVoice」でテキスト化してくれます。
AmiVoiceは世界最高レベルとも言われる音声認識技術で、高い精度で文字起こしが可能です。
個別に言葉を設定しておくこともでき、テキスト化する際にも専門用語を正確に変換できます。
アプリのVoXTアプリとの連携もできるので、利用できるデバイスを限られない点も魅力です。
音声ファイルの文字起こし後はサイト上で校正作業ができ、ご認識や誤変換を修正すれば文字起こしが完了します。
Voxtセルフは音声ファイル1分につき33円(税込)で利用できます。
新規利用申し込みで2週間のお試し期間も設けられており、合計1時間まで体験無料です。
お試し期間でもすべての機能を利用できますから、操作感を確かめてから本格的に導入するか検討してみてください。
RIMO Voice
RIMO VoiceはRimo合同会社が提供するAI文字起こしサービスです。
パソコンはもちろん、スマホで録音した音声をアップロードすれば、素早く文字起こししてくれます。
RIMO Voiceは特に日本語の文字起こしに特化しており、文字起こしの速度は他のサービスにはないものです。
1時間の音声ファイルであれば、5分ほどで文字起こしが完了します。
音声データとテキストデータのシンクにより、修正したい部分をピンポイントで聴き返せるのもポイントです。
校正作業がしやすいように、曖昧な部分を薄く表示するなど校正作業が進める方向けの配慮もされています。
Google・Facebook・Microsoftアカウントとも連携でき、新たにアカウントを作成する必要もありません。
企業で利用する場合にも、企業用Microsoftアカウントとも連携可能です。
利用料金は音声なら30秒当たり20円、動画なら30秒当たり30円で利用できます。
無料トライアルとして60分まで無料で利用できるので、導入前に充実したサービスを体験してみてください。
オプション設定を行うには追加料金が必要ですから、利用料金とのバランスを見極めて使用しましょう。
SACSCRIBE
SACSCRIBEは株式会社サックルが提供するクラウド型文字起こしサービスです。
音声ファイルと動画ファイルの文字起こしが可能で、1時間の文字起こしが10~20分程度で完了します。
クラウド型なのでデータをパソコンに取り込まなくても、クラウド上で永久に保存できます。
サイトの構成が非常にシンプルで、文字起こしする音声ファイルをアップロードし、文字起こしを依頼するだけです。
文字起こし後は音声を聴きながら校正作業もでき、校正前のテキストと見比べることもできます。
クラウド型であるメリットは、社内でいつでもデータ共有できる点です。
アカウント情報を共有していれば、パソコン・スマホ・タブレット端末のどれでも閲覧できます。
文字起こし完了後は登録したメールアドレスに連絡が届くので、完了が把握しやすいところもポイントです。
SACSCRIBEは無料トライアルが1時間つき、無料枠を超えてからは1分当たり35円で利用できます。
使いやすい文字起こしサイトを求めているなら、SACSCRIBEがおすすめです。
まとめ
文字起こしサイトはアプリに比べて機能性が高く、校正作業がしやすい特徴があります。
アプリほど利便性は高くないものもありますが、社内での情報共有をしていくならサイトの方が便利です。
用途・目的・使用状況などを多角的に検討し、最適な文字起こしツールを選びましょう。