MP3ファイルを文字起こしするときのポイントは? どんな機能があると便利になるか

音声データを収納したファイルの規格にはさまざまなものがありますが、オーディオファイルとして知られているものにmp3があります。mp3とよく似たファイル形式にmp4がありますが、こちらは動画ファイルであり、mp3とはまったくの別物です。

mp3はオーディオデータを非常に小さく圧縮できるため、現在音楽ファイルなどとして幅広く利用されています。

さて、文字起こしの経験がある人なら、手動で文字起こしをする大変さがわかる人も多いでしょう。手動の文字起こしでは、mp3のような音声ファイルを再生しながら、音声データを少しずつ手入力で文字データに変換していきます。

手動の文字起こしは時間がかかることで知られており、ある程度経験のある人でも音声データの長さの5倍近くの時間がかかるとされています。つまり1時間の音声データを文字化するのに6時間もの時間が必要になるということです。

音声データが長いのであれば、よほど熟達した技術を持つ人でないかぎり、自動の文字起こしツールを利用するのがおすすめです。精度の高いものであれば誤変換は少なく、ツールによっては自動で起こしたテキストをそのまま編集・校正できるものもあるため、ファイルの移動などに手間をとられることもありません。

この記事では、mp3の音声ファイルをメインに、自動文字起こしツールを使って文字起こしを効率化する方法について解説します。

mp3ファイルの自動文字起こしツールの選び方

文字起こしツールにはさまざまなものがありますが、ものによって機能や精度にばらつきがあります。MP3ファイルを文字起こしするなら、どのような機能を重視してツールを選ぶべきか、まずはそこから解説します。

  • 音声認識精度が高い
  • 定期的にアップデートがされている
  • 音声データの変換が正確
  • CSVファイルとして出力できるか

音声認識精度が高い

音声認識精度とは、音声の一字一句をどれくらい正しく認識できるかを指します。

選ぶべきツールの条件の第一として、この音声認識精度を重視しましょう。話者の話すスピード等に左右されず、音声を正確に読み取れるツールであることがポイントです。AIで解析する機能を備えたものもありますので、ビジネスユースであったり、文字起こしの頻度が高かったりという場合は、妥協せず機能の充実したものを選びましょう。。

定期的にアップデートされている

文字起こしツールには無料・有料など様々なものがありますが、選ぶなら定期的にアップデートされているものにしましょう。

なぜアップデートが大切なのかというと、それだけ文字起こしの正確性が高いと考えられるからです。

1年以上アップデートされていないツールは、正確性だけでなくセキュリティ対策にも不安があると考えられるので注意が必要です。

音声データの変換が正確

日本語の会話は漢字、ひらがな、カタカナ、他にも数字やアルファベットを組み合わせて行われます。自動文字起こしツールではこれらの違いを正確に文字に変換できるかどうかも重要です。正確に文字起こしされているかどうかで、その後の校正作業の手間が大きく変わってくるからです。

無料版や、有料版でもお試しのできるものがありますので、複数のツールを実際に使ってみて、変換の正確さや編集のしやすさを確認してみることをおすすめします。

CSVファイルとして出力できるか

変換した文字データをCSVファイルで出力できるかどうかも大切なポイントです。

CSVファイルとは軽量化されたテキストファイルのことで、Wordやtext、Excelなどあらゆるソフトで読み込むことができます。CSVファイルでの出力が可能なツールであれば、文字起こし後のデータの複数人による閲覧や編集がとても行いやすくなります。

Googleドキュメントでも文字起こしはできる

Googleドキュメントと言えば、世界中で使われるクラウド型の文章作成ソフトです。Microsoft Wordに似た機能を持っていますが、実は音声の自動文字起こし機能も備えています。

無料で利用できるツールとしては非常に高性能ですが、音声認識の精度と変換の正確性にはやや難があります。あくまで文字起こしの補助として使える程度と考えた方が無難でしょう。

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使いこなして効率アップ! Googleドキュメントを使用した文字起こしのやり方

音声ファイルの文字起こしならSACSCRIBE

mp3などの音声ファイルを文字に起こす自動文字起こしツールのおすすめはSACSCRIBEです。

SACSCRIBEはクラウド型文字起こしプラットフォームで、MP3に限らず複数の形式の音声ファイル、動画ファイルにも対応しています。動画にテロップをつける際の文字起こしにも使えます。

文字起こしは時間がかかると先述しましたが、SACSCRIBEの場合、1時間の音声ファイルを10~15分程度で文字に変換することができます。

また、クラウドサービスであるため複数のデバイスで操作が可能であり、起こされたテキストをそのまま編集・校正でき、CSVファイルとしても出力できるため文字起こしの負担を大幅に軽減することができます。

有料文字起こしツールの中では料金も手頃で無料お試しもできるので、ツール選定の際にはぜひ使用感を試してみてください。

【SACSCRIBE】ご利用マニュアル

まとめ:音声ファイルの文字起こしは正確性を重視しよう

mp3などの音声ファイルを自動で文字起こしする場合、音声認識精度と何よりも変換の正確性を大事にしましょう。

正確性が高いものほど校正の手間が少なくなり、業務の効率化に繋がります。

ツールを選ぶ際はAIによる学習機能があること、定期的にアップデートされていることをチェックして、目的に合ったものを選びましょう。

 

 

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